Project&Collaboration
プロジェクト&コラボレーション
プロジェクト&コラボレーション
コラボレーションパートナー:長野県小県郡長和町
長野県小県郡に、長和町という町がある。地方地域の過疎化は、近年全国的に問題となっているが、そういった背景をもつこの場所で、土地のことを考え、実践していく。現地のことを知り、そこから得た要素をもとに作品制作やワークシップなどを行うことは、様々な感性が包括連携にむけてどのような意味性を持つのかという考察をしていくことでもある。今年度は、長和町の「民話」をテーマに作品を制作。民話や伝説の伝承に加わることで、根を生やした民話が再び動き出し、まずは現地で暮らす人に作品が包含する活気のようなものが伝わることを目標にした。
コラボレーションパートナー:ユカイ工学株式会社
簡単にロボットを作ることができるキット「kurikit」を開発・販売しているユカイ工学と共同授業を行いました。KuriKitを使用して混沌としている世の中を明るくユカイにする事を目的として、ユカイ工学よりアドバイスを頂きながら、様々なロボットを企画し、制作を行いました。自ら考案した形をぬいぐるみにする手法を学んだり、3Dプリンターを利用したり、AIを利用したプログラミングなどを駆使して、とてもユカイなロボットが完成しました。
コラボレーションパートナー:コラボレーションパートナー:DeNA
narrative(ナラティブ)はstoryと同じく「物語」と翻訳されますが、ゲームでのnarrativeは、ゲームをプレイすることでプレイヤーが個人的に得られる体験の物語のことを指します。同じゲームをプレイしても、ユーザーごとに体験を通して紡がれる物語が違います。本プロジェクトでは、ナラティブについて既存コンテンツを研究分析し、仮説を立て自分たちの考えるナラティブコンテンツを企画し、開発エンジンunityを使ってプロトタイピングを行い発表しました。
チームビルディング、リサーチ、コンセプトメイキング、ストーリー、キャラクターデザイン、グラフィックス、サウンド、3DCG、プログラミング、プレゼンテーション、etc… 六週間という短い期間ながらコラボレーションパートナーの協力を得て、ゲーム制作における様々な過程を実際に体験する事ができました。
コラボレーションパートナー:国立研究開発法人 水産研究・教育機構
国立研究開発法人 水産研究・教育機構は、マグロやウナギの完全養殖を成功させるなど、海洋の限りある水産資源を持続的に維持するため様々な研究を行っています。魚や海洋生物は私たちの生活に密接に関わっています。そのような水産の世界を広く一般の人にも親しみやすい存在となるよう、様々なイベントや展示会など広報活動で使用するグッズのデザインを行います。水族館、博物館、美術館などで販売されているステーショナリーやファングッズをリサーチした上で、自らのアイディアを試作し完成に導きます。
水中に住む生物の世界を理解し、マーケットを意識したグッズ開発を行うことでクリエイティブ活動の幅を拡げて行きます。
コラボレーションパートナー:東京大学 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻
最先端の科学研究について東京大学の先生からレクチャーを受け、それをアニメーション、絵本、まんが、冊子、ぬいぐるみ、グッズなど様々なコンテンツに展開しました。科学研究を理解し、それを形に落とし込むことの大変さを学ぶと同時に、研究の先にある未来を思い描く面白さを体験できました。普段触れることのなかった科学研究について、学生自身の考えや思いを作品に取り入れた結果、多くの人にわかりやすく楽しく伝えられるものができたと同時に、科学研究者に対しても、研究とは何か?と改めて問いを与えられるような作品も生まれました。
コラボレーションパートナー:パナソニック株式会社
2019年に「プロジェクト&コラボレーション演習」でパナソニック株式会社とメディア表現領域とヒーリング表現領域の学生が制作した作品が、12月に東京のウォーターフロント天王洲アイルの「天王洲キャナルフェス2019冬」にて上映されました。天王洲アイル運河沿いのパナソニック映像壁面を巨大スクリーンに見立て「超大型映像プロジェクションマッピング」作品として投影され多くの方に楽しんで頂きました。その時に上映された映像をご覧ください。