女子美アートミュージアムロビーにて協賛企業様に製品・技術解説のブースを出展いただきました。株式会社ニコンブースでは最新のデジタルカメラを、株式会社トクヤマブースではＢＡＫＵ斉藤さん撮影の展覧会出品作品を印刷した印刷メディア『フレスコジクレー』についてそれぞれ、ご紹介いただきました。

『フレスコジクレー』とは・・・「FRESCO」は、 「新鮮な」を意味するイタリア語で、ミケランジェロやラファエロなど、14～16世紀にイタリアで花開いたルネッサンスの芸術家が用いた「新鮮な漆喰」をベースにした絵画技法です。「フレスコジクレー」は、この新鮮な漆喰をシート化することにより、デジタル画像データからインクジェットプリンタにより「FRESCO」を生み出す世界初の「インクジェット漆喰シート」です。「FRESCO」ならではの「自然で深みのある画質」と「長期の保存性」を持つ写真作品が得られます。

カンボジア・アンコール遺跡群の中から今回展示されている写真の撮影地の遺跡についてお話いただきました。

ラーマ―ヤナ物語とアンコール遺跡の壁画 川瀬生郎先生 拓殖大学名誉教授   「ラーマ―ヤナ物語とアンコール遺跡の壁画」について拓殖大学名誉教授の川瀬生郎先生にご講演いただきました。

「ラーマーヤナ」とは、「マハーバーラタ」と並ぶ古代インドの大叙事詩で、ヒンドゥー教の神話と古代インドの英雄ラーマ王子の伝説をまとめたものです。

アンコール遺跡の壁面には、この「ラーマーヤナ」のレリーフが彫られています。