カリキュラム

グラフィックデザインを中心に、タイポグラフィ、写真、イラストレーション、映像や新しいデジタル手法まで、幅広い分野のスキルを学びながら、デジタル環境の変化により多様化する時代の中で、適確で新鮮なヴィジュアルコミュニケーションの可能性を探ります。

3年次 専門領域 授業紹介

3年次からは、希望する領域を独自の履修計画によってより専門的なデザイン領域を学習します。自身の将来像をふまえて、これからの社会とデザインの関係を総合的に考えていきます。専門領域では大きく2つの科目群にくくられています。「グラフィックデザイン」「アートディレクション」として、多様な選択科目が開設され実践的に学んでいきます。
3年次
イラストレーション

1~2年次で培ったものを基に、より実践的に学ぶイラストレーションの授業です。
特にこの授業では、イラストレーションを効果的に使った商品を自ら設定し、作成する事が特徴です。

担当教員
長崎訓子
3年次
写真

写真とアートディレクションは密接な関係にあります。ディレクションするにあたってファッション、広告、ポートレート写真の目的の違い、それぞれの役目等をグラフィックデザイナーであった自身の経験を絡め、写真がデザインにもたらす効果を知ります。またデジタル撮影が主流になってきた今日、現場で求められるものにすばやく対応できるスキルを身につける為、フォトショップを使用した授業にも力を入れています。

担当教員
玉川竜
3年次
モーショングラフィック

映像によるヴィジュアルコミュニケーションデザインの演習。
課題は、既存の音楽を使ったミュージック・ビデオ制作。音楽・ヴィジュアル・メディア技術をミックスし、新たな可能性と芸術性を追求。既成概念にとらわれず、新たなヴィジュアルメッセージを提案できるクリエイターを育てます。

担当教員
淺野晃成
3年次
クリエーション

いかなる時代、分野に於いても、過渡的状況の中で答えが探し出されてきました。もちろんアート、デザインの世界でも。どのような表現を用い『何を』『どこを』変えるのか、あるいは残すのか。次世代の表現者として考えて行かなければなりません。制作は、偶然、インスピレーション、何から始まってもよいのです。一つの思いつき、気付きを観察、発想、創造の力で展開して行く授業です。

担当教員
野又穫
3年次
グラフィックデザイン①

既に存在するマークシンボル&ロゴタイプの問題点を洗い出し、 時代背景などにふまえ新しい考え方を提案します。

担当教員
林規章 松山智一 高橋敦