1~2年次で培ったものを基に、より実践的に学ぶイラストレーションの授業です。
特にこの授業では、イラストレーションを効果的に使った商品を自ら設定し、作成する事が特徴です。
写真とアートディレクションは密接な関係にあります。ディレクションするにあたってファッション、広告、ポートレート写真の目的の違い、それぞれの役目等をグラフィックデザイナーであった自身の経験を絡め、写真がデザインにもたらす効果を知ります。またデジタル撮影が主流になってきた今日、現場で求められるものにすばやく対応できるスキルを身につける為、フォトショップを使用した授業にも力を入れています。
映像によるヴィジュアルコミュニケーションデザインの演習。
課題は、既存の音楽を使ったミュージック・ビデオ制作。音楽・ヴィジュアル・メディア技術をミックスし、新たな可能性と芸術性を追求。既成概念にとらわれず、新たなヴィジュアルメッセージを提案できるクリエイターを育てます。
いかなる時代、分野に於いても、過渡的状況の中で答えが探し出されてきました。もちろんアート、デザインの世界でも。どのような表現を用い『何を』『どこを』変えるのか、あるいは残すのか。次世代の表現者として考えて行かなければなりません。制作は、偶然、インスピレーション、何から始まってもよいのです。一つの思いつき、気付きを観察、発想、創造の力で展開して行く授業です。