お寺と言えばまずはおみくじである。in 北向観音
私は、お寺に行くと毎回のようにおみくじを引く。気持ち的にはただの運試しなのだが、寺ごとに引いているので運試しというかただの記念として引いている気もする。
今回私がおみくじを引いたのは、長野県上田市に存在する北向観音という場所である。このお寺に至るまでには、小さな通りにお土産屋さんがあり、そこのブルーベリーソフトクリームはとても美味しかった。そしてお土産が安かったのに驚いた。りんごパイを3箱買って1000円いかなかったのには少々感動を覚えるほどだった。都会の高さを実感する。
北向観音とは、それほどまでには大きくはないお寺で、厄除の観音様として親しまれている。温泉街にあるからか、手水舎は暖かく、湯の花が混じる。それに、少し硫黄の臭いがした。その日は少し肌寒かったので調度良い暖かさだった。

お社前には、小さな狛犬がいる。一般的に、寺社と平行に向き合う形で一対に置かれる。また、守るべき寺社に背を向け、参拝者と正対する形で置かれることも多い(参照:wiki)らしいが、ここの狛犬はひとつしか見つけられなかった。
私が見つけられなかっただけかも知れないので、次ぎに行く方はもうひとつあるか探していただきたいものである。
おみくじを買うところは、お社内部の売店だ。私が訪れた時、恐らくは祈祷の最中だったのだろうか、お社内は静寂に包まれていた。その静けさに若干怯みながらも買ったおみくじは上の写真である。私は吉だった。まさに可もなく不可もなくだ。しかし、旅行運は割と良かったので、この放浪は正解なのかもしれない。