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美術学科洋画専攻では、学部2年次から「絵画コース」と「版画コース」の2つのコースに分かれます。「版画コース」はそのコースの一つになります。

1. 教育内容

美術学科洋画専攻では、平面作品を中心に、油彩画、版画、ミクストメディア、映像表現、インスタレーションなど幅広い表現を学びます。

美術活動全体から専門領域を認識するために、美術の基礎としての美術史、美術全般の基礎となる平面・立体の技術、技法・素材、さらに実践に即した美術理論を横断的に学び、美術に対する視野を広げ、制作・研究を通して自己のテーマに沿った表現方法を練磨する事で、個人の発想による制作に社会性を見い出せる表現者を育成します。

2.カリキュラム編成の特徴

[1年次]

「絵画A」では油彩画を中心に、対象を観察して描く絵画の基本を学びます。「絵画B」は発想を作品に展開する方法や技術の基礎を学びます。また、作品のベースとなる考えや制作過程を記録しポートフォリオを作成します。

[2年次]

絵画コースと版画コースに分かれ、専門基礎に取り組み、表現と専門性を学びます。版画コースでは、木版、銅版、石版、シルクスクリーンの基礎的技術を学びます。ポートフォリオの作成を継続します。

[3年次]

4版種から各自の表現に適した版種を選択し、絵画的発想と版を作る技術との融合を図り、資質にあった方向を確立する。創造的発想を表現につなげるための専門的な技術を習得します。講評会で自作品について批評・解説を行えるようにプレゼンテーション能力を高めます。

[4年次]

これまでに養った創造的表現力や表現方法を土台に、テーマを明確化することで独自な作品制作を目指します。ゼミ形式で各自の発想を総合的に展開し、社会的な創作活動の出発点となる卒業制作を行います。