大森 悟

さまざまな表現方法とテーマが次々に顔を出す今日、描くという行為は、
それらの多様な価値観と背景にある世界をなぞるようにして、理解するための唯一の手段なのかもしれません。
絵画的な表現と映像やインスタレーションなどの表現を通して、
空間認識の変容からもうかがえる現代社会・環境を構築してゆくパースペクティブを理解し、
個人のアイデンティティを確認して、生きるための共通感覚を貪欲に求め、
一人一人のメッセージが浮かび出るような授業を行います。

水溜まり
−はじめから線である−
2007

Path
−遺るもの残らないもの−
2004

空間温
2001
 
1969 茨城県生まれ
1994 東京芸術大学美術学部油画科卒業
大橋賞 作品大学美術館買い上げ
1999 東京芸術大学大学院美術研究科博士課程修了
  美術博士 作品大学美術館買い上げ
2000 東京芸術大学美術学部油画科助手
2001 福井大学教育地域科学部生涯学習講座助教授
2005 女子美術大学芸術学部洋画専攻准教授
主な発表歴
個展  
1997 ベリーニの丘ギャラリー(横浜)
2000 コバヤシ画廊(銀座)
2001 コバヤシ画廊(銀座)
2004 コバヤシ画廊(銀座)
2006 コバヤシ画廊(銀座)