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<女子美術大学主催> 大学院・芸術学部・短期大学部(別科・専攻科含む)在学生を対象に、平成19年度より女子美ミラノ賞が新設された。女子美ミラノ賞は在学生をイタリア・ミラノに派遣し、ミラノやその周辺都市の文化・芸術理解及び研修活動を促進し、国際的な視野を持つ学生の育成を目的とする。派遣期間は平成20年度1月から3月末まで(1ヶ月以上3ヶ月未満)とし、受賞者には、本学借上マンション(ミラノ)の貸与と副賞が授与される。
ミラノで学んだこと 島田彩子:ファッション学科4年次
ミラノのたくさんの教会で私は涙を流した。人が、人の手が産み出したものが国を超え、文化を越え、時を越え、こんなにも人の心を動かせるのだと。その瞬間つくると言うことへの希望、可能性、自分への可能性を再確認することができた。(略)言葉の通じない人々とのコミュニケーションを通して人と向き合うこと、自分と向き合うことがいかに大切かを学んだ。つくるということはそこに自分がいて、作品があって、あなたがいるということ。全てがリンクした時に初めて自分の「つくる」と言う行為が意味を持ち、人を動かすことが可能であると実感できた。… |
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