卒業生インタビューStudent Voice

卒業生インタビュー

卒業生

卒業生 I.Mさん
女子美術大学芸術学部美術学科
芸術文化専攻 2017年度卒業

自己紹介をお願いします。

2014年女子美術大学付属高校卒業。2018年3月芸術文化専攻卒業。現在はアニメ版画や絵画作品を販売、企画、展示する会社で働き、且つ女子美術大学で非常勤講師を務めながら書家として作品制作を続けています。国際架橋書会正会員。

1番印象的だったことはなんですか?

海外研修やその他のプロジェクトを通し、展示会企画という、作り手と鑑賞者の間に立つキュレーター経験は特別な時間でした。翌年に古美術研究で日本古来の伝統美や歴史を肌で感じる貴重な経験等、学年を追うごとに視野の広がりを実感できたことが印象に残っています。「芸術」と一言に言ってもその見かた、考えかた、捉えかたは様々。作品の歴史背景や社会との繋がりかた等日本と海外を隔てずに見つめ、そこで培った経験と自身の関心を軸に、卒業研究として専門的に紐解いていくことの出来る充実した環境だと思います。同時に学芸員の資格取得としての勉強も並行でき、作品との向き合いかたや展示する上での視覚的要素など、今の仕事にも近しい感覚が活かされています。

卒業生

卒業生 S.Mさん
女子美術大学芸術学部美術学科
芸術文化専攻 2020年度卒業

自己紹介をお願いします。

2020年度に芸術文化専攻4期生として卒業しました。学生時代は芸術人類学と日本美術史を専攻していました。現在は、中学校の教員として美術を教えています。

1番印象的だったことはなんですか?

海外研修で韓国やイギリスに行ったことです。特に2年生で行われるイギリス研修では、美術館を訪れたりポストカード展開催に向けて海外の方々と話し合ったりと、日本とは異なる文化の中で芸術や人びとと関わるという、とても恵まれた環境で学ぶことができました。世界では美術や文化がどのように捉えられているのか、またそこに美術館や博物館がどのように関わっているのか。実際に目で見て、感じ、ふれることができたことは、私自身の視野を広げ、ものの捉えかたや感じかたを自分なりに深めることのできた良い機会だったと感じています。ここで得た経験は、その後の私の興味関心や現在の仕事にも繋がる、生きた学びになっていると実感しています。

在学生インタビュー

芸術文化専攻ってどんなところ?

A.Mさん(4年生)
自分の研究テーマをとことん追求でき、先生方も応えてくれるところです。規模が大きくないため、先生方が近いです。そのため疑問点や自分の研究についての質問をしやすい環境だと思います。研究熱がある人に向いている専攻です!

H.Sさん(4年生)
芸術という大きなものを、様々な視点で観て、身体で感じて、着実に学びを深めていく、一見おとなしそうでかなりアクティブな専攻です。自分の興味があることについて好きなように楽しく追求することができます。

I.Nさん(3年生)
油絵、日本画、造形などにとらわれず、自分の好きなことをのびのびと活かせる専攻です。また、日本以外の国についての文化を知ることができるので、価値観が広がり、世界について興味が湧く良いきっかけを与えてくれる専攻です!

N.Nさん(3年生)
芸文の一番の魅力は、専攻の人数が少ないため、横のつながり、上下のつながり、さらには先生方や助手さんたちとの距離も近いため、専攻全体の雰囲気がいいところだと思います。

S.Rさん(2年生)
自分のやりたいことを開拓できる場所!必修授業では、英語で芸術について考える時間があり、語学力と専門知識を同時に養うことができます。少人数制の授業が基本のため、自分に合ったやりかたで好きなことに熱中できます!

H.Nさん(2年生)
和気あいあいとしつつ、各々のやりたいことができる専攻だと思います。2年次からゼミに所属し、取れる授業の幅も格段に増えたので、自分の学びたいことを存分に盛り込んだ履修を組むことができました。1年次はみんな同じような授業をとっていましたが、今は十人十色なので様々な分野の話ができて楽しいです。