インドネシアは数多くの島々からなり、それぞれの島には独自の文化が継承されています。衣裳にかかわる伝統も島により違います。今回の展覧会ではインドネシアで制作される蝋で防染して模様を表す「バティック」と絣織の「イカット」を展示いたします。

バティックはジャワの王宮で発達した染織品で、主に衣裳に用いられていました。ジャワ島の各地域で特色があります。イカットはマレー語の「括る」という意味で、インドネシアはイカットの宝庫であり、島々により異なる特徴があります。多彩な染や織は、古くから行われていたインドやアラブ、中国などとの交易がもたらしたものです。

豊かな自然と多様な民族がつむぎだす芸術作品と文化をご堪能いただきます。

 

 


 展覧会

女子美染織コレクション展Part3 インドネシアの布 ―島々の記憶―


 会場

女子美アートミュージアム


 会期 2013年9月6日(金)~10月17日(木)

 入館料 一般300円 ※学生・未就学児・65歳以上・身体障がい者手帳等をお持ちの方は無料

 開館時間 10:00~17:00 (入館は16:30まで)

 休館日 火曜日

 主催 女子美術大学美術館

 後援

相模原市、相模原市教育委員会

 


 協力

伊藤ふさ美 ウェブサイト

日本ワヤン協会 ▶ウェブサイト