■概要 学外で行われるファイル展にも積極的に協力している。
ファイル展にいち早く取り組み、のべで1000冊近いファイルの参加実績のある、東京のオルタナティヴ・スペース、art & river bank でのファイル展 “depositors meeting”(2002-)には、学生、教員が早くから積極的に参加してきたが、2008年度からは、協力というかたちでより一層連携しながら、そのあり方を探究している。
「depositors meeting」は、作品を介した自由な接点を構築することを目的とした、ファイル閲覧形式のイヴェント。アーティストやキュレータ、批評家や学生など、アートに関心のある幅広い層から表現として収集したファイルを、来場者が自由に閲覧できる。2003年よりart & river bankの年末恒例イヴェント“almanac”の企画としてスタートし、今年が9回目である。
■内容
エントリー方法 はフリーエントリーとセレクタの2種類に分かれている。
フリーエントリーは個人的に出すことができ、基本的にどのような立場の人でも出品することができる。
セレクタは、art & river bank およびdepositors meetingと直接は関係を待たない表現者(キュレータ、批評家、ギャラリスト、アーティスト、学生など)がリスペクトするアーティストのファイルを集める。
また2009年より《speak alone》や《post-it-ing》を関連イヴェントとして行っている。