<芸術学科、ファション造形学科等>
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」をはじめとする越後妻有の地域活性化プロジェクトを支援するサポートスタッフを、「こへび隊」と呼んでいる。 本学からの「こへび隊」への参加は、地域共生とアートのテーマに学生が、他者や社会を?ぐ役割を果たすことであった。大学の在り方として、地域や企業等との協働と社会参画が重要であり、本学ではボランティアについて学生達の自主的参加を促し実践している。遠隔地域との大学の協働となり、学生支援の活動エリアとその内容が拡大している事例である。 2000年、2003年にはそれぞれ延べ1000名程度のこへび隊が、大地の芸術祭の準備から運営まで幅広く担当した。また、田植えや収穫の手伝い、集落の祭りへの積極的参加など恒常的な地域との関わりも生まれた。2004年10月23日の中越震災後の復興支援、冬季の豪雪時の雪降ろしなどにもボランティアとして積極的に参加している。大地の芸術祭における学生達の活動は、作品制作サポート、広報、イベント企画・運営、グッズ開発、来場者対応等多岐に亙るものであった。