c

 

女子美術大学美術館コレクション

当館では、大久保婦久子・片岡球子・郷倉和子・多田美波・三岸節子をはじめとした本学出身の作家や、本学にゆかりの深い美術家の作品を中心に収集しています。2009年に旧カネボウコレクションの一部を所蔵したことにより、収蔵品は約15,000点となりました。

特に染織品は古代から現代までの世界の染織品を網羅した国内最大級のコレクションです。エジプトのコプト裂をはじめ、アンデスの染織品、ペルシャの紋織物、インドの更紗、インドネシアのイカット、日本の小袖など、その種類は多岐にわたり芸術的価値のみならず学術的にも価値の高いものです。

また、これらは一般にも広く公開しており、文化庁が運営する文化遺産オンラインなどでも閲覧することができます。

 

女子美染織コレクション一部紹介

 

 

女子美染織コレクション公開 or 特別展示

女子美アートミュージアム・ロビーにて、不定期ではありますが、女子美染織コレクションの公開やその他コレクションの公開などを行っております。

 

過去の女子美染織コレクション公開 or 特別展示

 

歴史資料展示室 女子美術大学美術館コレクション公開

女子美術大学杉並キャンパスにある女子美術大学歴史資料展示室の女子美術大学美術館コレクション公開スペースにて、染織品を中心としたコレクションの公開を定期的に行っております。

 

女子美術大学歴史資料展示室ウェブサイト

過去の女子美術大学美術館コレクション公開

 

現在展示中

女子美術大学美術館コレクション公開 第34回『日本の裂 友禅』

2017年5月17日(水)~6月26日(月)


 

友禅の裂11点を展示

 

絵を描くように自由にきものを彩り素材の風合いを崩さず表現できる友禅染は江戸時代から現代に受け継がれている染めの技法です。

防染糊によって細やかに引かれる線は、それまでの染色技法ではできなかった緻密な意匠をも可能にしました。そこに、当時扇絵で評判であった友禅のデザインを小袖に取り入れたところ扇絵に劣らぬ人気を博しました。加えて、金紗や刺繍、総鹿の子などの贅沢な衣裳を着ることはもとより作ることも禁じられたことが重なり、友禅染の美しい模様染めが急速に展開されたのです。

本展では、江戸時代に爆発的な流行を生み、多くの女性の羨望の的になった友禅染の裂をご紹介します。度重なる衣服に対する制限が設けられる時代の中で女性たちの気持ちを掻き立て、江戸時代の染色に新たな発展をもたらした技法をご堪能ください。