アミボット プロジェクト
AmiBot Project
会話する音声認識3Dキャラクター
コンセプト
アミボット(AmiBot)とは音声認識して言葉を返すコンピューター画面に表示されるリアルなキャラクターです。ヴァーチャル アンドロイドと呼んでもよいでしょう。
人間を複写すること---これは人類の技術のひとつの大きな目標です。油絵、写真、映画、ビデオ…
次にくる技術は、複写対象とコミュニケーションすることができ、その人の人格を感じさせるところまで記録し再現できるインタラクティブメディアではないでしょうか。
また、絵を描いたりアニメーションの作成などで自分の空想世界のキャラクターを生み出しているアーティスト/デザイナーにとって、
そのキャラクターが目の前にいるように会話してくれることは考えただけで楽しい、ひとつの夢なのではないでしょうか。
目的
アーティストが自由に音声認識して会話する3Dキャラクターを作成できるツールキットの開発を目的とする。
技術
- リアルタイム3D キャラクター表示 Bot3D Engine
- 3Dモデル表示 : 動作/表情/会話とリップシンク
- 3D環境表示 : 視点/ライト/背景/ムービー/位置/小道具
- 会話制御プログラム StoryGraph 1.0 / Bot3D Engine
- XML準拠
- 分岐ストーリー記述:入力音声による分岐/確率に従った分岐/スクリプトによる分岐
- グラフィック用コマンドの挿入:視点/ライト/背景/ムービー/位置/小道具/アニメーション
- 音声認識システム AmiVoice SDK / Advanced Media, Inc.
- 文法記述ファイル JSGF(Java Speech Grammer Format)


デモ作品
会話する音声認識3Dキャラクターによるインタラクティブアート作品をご紹介します。
今後の開発目標
- コンテンツ開発
- 3Dキャラクターモデル作成
- 声優による会話音声作成
- インタラクティブストーリー作成
- 開発ツール開発
- Bot3D EngineのStoryGraph XML 1.0のフルサポート
- GUI操作によるStoryGraphエディター
- GUI操作による会話-表情/動作エディター
- 各種3DCGアプリケーションからBot3Dデータ変換プラグインの開発
StoryGraph スペック
StoryGraph (XML) 1.0 Specification
関連論文
インタラクティブストーリー記述言語を基にした「会話する」擬人化エージェントの開発
SSN 0918-5682 人工知能学会研究資料 SIG-SLUD-A601 言語・音声理解と対話処理研究会 2006
戻る
|
|