Super Sonopathy System  1990

入力センサーは超音波探知機、 出力はサウンド音源(エレキットの「8色バトルサウンド」使用 )、前に立って体を動かしたり、手のひらをかざすと音が変化する。
ルイージ・ルッソロの騒音楽器、イントナルモーリ と ロシアのテルミン博士による世界初の電子楽器 テルミン にインスピレーションを得ている。 超音波センサーで測定した距離はLEDアレイに表示されるのだが、そのデジタル距離値(0~9)を使って、音源を切り替えている。
ちなみに非常にうるさいです。今はあまり聞きたくない音。

写真: 1991 Bazzar Bizarre / 渋谷道玄坂の貸し店舗にて。いろいろなタイプのSSSを「展示即売」した。

イントナルモーリイタリアの未来派、ルイージ・ルッソロが1913年に論文『騒音芸術(L'arte dei rumori)』を世に問う。 また、実際に「騒音」を出せる特製の楽器、イントナルモーリを発明し実演した。

テルミン 1919年にソ連の発明家レフ・セルゲーエヴィッチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器である。 手をアンテナにかざすことにより微妙な音程を調整する。

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