当館は女子美術大学の付置機関として存在し、「女子美アートミュージアム」と「女子美ガレリアニケ」の2つの展示施設の企画運営を行っています。
本学は「芸術による女性の自立」「女性の社会的地位の向上」「専門の技術家・美術教師の養成」を建学の精神として、1900年の創立以来、今日まで多くのアーティストやデザイナー、教育者を輩出してきました。美術を通して、女性のもつ無限の力や可能性を引き出す教育と研究を行っています。
当館では「美」「知」「技」の歴史を資産として蓄積すべく、収集に努めてまいりました。これまでに、本学にゆかりのある作品はもとより、教育研究資源としての美術品や工芸品、歴史資料など、収集対象は時代や文化を超えた幅広い分野に及んでいます。
グローバルな時代を迎えて、今後も本学が美術の教育・研究の拠点としてその役割を果たせるよう、学術研究を推し進め、社会に貢献したいと考えております。
また、本学は相模原市との「文化促進協定」及び、女流作家の作品を多数所蔵している韮崎大村美術館との「相互協力協定」を締結し、芸術文化振興に努めています。
台風等の自然災害に際し、来館者の安全を考慮し、下記の要領で女子美アートミュージアム・女子美ガレリアニケを臨時休館・休廊いたします。