女子美術大学美術館コレクション

当館では、大久保婦久子・片岡球子・郷倉和子・多田美波・三岸節子をはじめとした本学出身の作家や、本学にゆかりの深い美術家の作品を中心に収集しています。2009年に旧カネボウコレクションの一部を所蔵したことにより、収蔵品は約15,000点となりました。

特に染織品は古代から現代までの世界の染織品を網羅した国内最大級のコレクションです。エジプトのコプト裂をはじめ、アンデスの染織品、ペルシャの紋織物、インドの更紗、インドネシアのイカット、日本の小袖など、その種類は多岐にわたり芸術的価値のみならず学術的にも価値の高いものです。

また、これらは一般にも広く公開しており、文化庁が運営する文化遺産オンラインなどでも閲覧することができます。

 

女子美染織コレクション一部紹介

 

収蔵品データベース(染織)

 

女子美染織コレクション公開 or 特別展示

女子美アートミュージアム・ロビーにて、不定期ではありますが、女子美染織コレクションの公開やその他コレクションの公開などを行っております。

 

過去の女子美染織コレクション公開 or 特別展示

 

歴史資料展示室 女子美術大学美術館コレクション公開

女子美術大学杉並キャンパスにある女子美術大学歴史資料展示室の女子美術大学美術館コレクション公開スペースにて、染織品を中心としたコレクションの公開を定期的に行っております。

 

女子美術大学歴史資料展示室ウェブサイト


過去の女子美術大学美術館コレクション公開

 

 

開催中の展示

女子美術大学美術館コレクション公開 

第48回『沖縄の染織』

2020年1月29日(水)~3月12日(木)

 

*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、休室しております。
 ご了承のほどお願い申し上げます。

 

沖縄はかつて琉球王国と称され、1879年の明治政府による琉球処分と沖縄県設置に至るまで450年の歴史の中で独自の文化を築いていきました。諸外国との多岐に亘る海外交易の中で培われてきた文化のひとつに、紅型と呼ばれる色彩豊かな衣裳が挙げられます。
紅型の「ビン」は、赤色のことではなく色を意味し、型染や筒描きを単独または併用し、防染糊の線を残しながら色鮮やかな染料や顔料を用いて色を指します。配色がなされた後には、模様の一部にぼかしを入れる隈取りという工程を行なうことにより、奥行きと深さを与え、衣裳の魅力を引き立てます。描かれるモティーフには松や桜、梅などといった日本的な意匠も多く見られ、日本との文化・技術の交流を見ることができます。
紅型は、第二次世界大戦による歴史の断絶と資料の消失の危機から、沖縄県による重要無形文化財(指定名称「びん型」)、国による重要無形文化財(指定名称「紅型」)の指定を受け、現在に伝統技術が継承されています。 本展では、沖縄の染織をテーマに琉球王国時代の紅型の裂をご紹介します。強い日差しの中でも見劣りしない華やかな色使いと伝統的な模様をお楽しみください。