2017年度
2018年2月7日(水)~3月11日(日)
作品点数:13点
レースの起点は、16世紀半ば頃のイタリア北部及びフランドル地方とされています。
ニードルポイント・レースはイタリアを中心に、ボビン・レースはベルギーを中心に製作され、様々な技法が組み合わされ変化しながらヨーロッパ全土に広がりました。
本展では、レースの基盤を作ったイタリア、フランス、ベルギーの三国のレースをご紹介しました。
2018年1月17日(水)~2月5日(月)
作品点数:9点
吉祥模様とは、縁起がよいとされる模様の総称で、健やかな成長や身につけるものの幸福、富への祈りが表されています。
本展では、宝尽しや鶴亀などの吉祥の意味を持つモチーフをあしらった腰巻として使用されていたであろう裂をご紹介しました。
2017年12月6日(水)〜2018年1月15日(月)
作品点数:8点
花が鮮やかに咲き誇る春、緑が深まる夏、紅葉が色づく秋、雪が舞う冬。日本には表情豊かな四つの季節があります。四季の表現は装いの中にも取り入れられ、多くの人々を魅了してきました。
本展では、春夏秋冬の季節ごとの模様表現に加え、夏の装いに表現された四季折々の模様をご紹介しました。
2017年10月25日(水)〜12月4日(月)
作品点数:10点
龍は鳳凰とともに中国起源の想像上の動物として、描かれています。
本展では、交易によってもたらされた中国の美しい龍模様の裂や日本で織られた裂を展覧しました。
2017年6月28日(水)〜8月5日(土)
作品点数:8点
「こぎん」は、青森県津軽地方に伝わる刺し子の一種で、補強や保温、装飾のために布地を糸で細かく縫い刺し、美しい模様を生み出します。
本展では、青森県の厳しい寒さの中で発展した津軽こぎん刺しをご紹介しました。
第35回『こぎん』の展示を再構成したYouTube動画はこちら
2017年5月17日(水)〜6月26日(月)
作品点数:9点
絵を描くように自由にきものを彩り、素材の風合いを崩さず表現できる友禅染は江戸時代から現代に受け継がれている染の技法です。
本展では、江戸時代に爆発的な流行を生み、多くの女性の羨望の的になった友禅染の裂をご紹介しました。
第34回『日本の裂 友禅』の展示を再構成したYouTube動画はこちら
2017年4月6日(木)〜5月15日(月)
作品点数:5点
帯は衣服の前がはだけないようにするための道具として、きものを着用する上で重要な役割を担っています。桃山時代から江戸時代にかけてきもののデザインが大柄なものへ展開するとともに、人の目に触れる機会が増えた帯は装飾性を持ち大きく発展しました。
本展では、装飾性を増した江戸時代中期から後期の帯をご紹介しました。
第33回『日本の帯』の展示を再構成したYouTube動画はこちら