制作の記録[2006年]

済生会横浜市東部病院外壁 壁画制作プロジェクト

2006年10月30日〜11月5日(病院の外壁の壁画制作)
社団福祉法人恩賜財団 済生会横浜市東部病院
神奈川県横浜市鶴見区下末吉3−6−1

プロジェクトの概要

2006年6月、済生会横浜市東部病院(神奈川県横浜市鶴見区下末吉3−6−1)から、2007年3月開院予定の済生会横浜市東部病院外壁の壁画制作(高さ約4.1m、長さ約36.5m)の依頼を受ける。建設場所は鶴見川の川沿いに位置し、病院の外壁は川岸の歩道や対岸、国道の橋からもよく見えるので、環境アートとして周囲の景観に馴染むよう配慮しながらも病院の外壁としての役割を考えた壁画を描くように努めた。来院する患者や医療スタッフを温かく迎える作品であると同時に、周囲の環境との調和を考えた画面構成、作品内容となるよう注意しながらヒーリング・アートの制作に取組んだ。

壁画のテーマを『THE FOUR SEASONS −四季―』とし 、学内で公募した中から病院側の審査により選考された原画を基に、更にリメイクを重ね、最終決定した原画による外壁のペインティングを行なった。壁画の本制作は様々な学科、専攻、学年の学生総計24名(学部生19名、短期大学部生5名)と卒業生も参加して、2006年10月30日から11月5日までの1週間の期間で行った。

制作中、川沿いの道を散歩する人やジョギング、サイクリングをされる沢山の方々から声をかけていただき、地域の人々との多くの交流が生まれた中で壁画を完成させた。



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