女子美術大学美術館

2017年度

彫刻の五・七・五 Haiku-Sculpture 2017

世界最小の定型詩である俳句は、西洋モダニズム詩の形成に大きな影響を与え、国際的な注目を集めて今日に至っています。「彫刻の五・七・五(HAIKU Sculpture)」は、こうした俳句にあやかって彫刻の新たな可能性を切り開こうとするこころみであり、四季に主題をもとめ、五七五の定型をふまえて五寸(15cm)×七寸(21cm)×五寸(15cm)にサイズを限定する作品展を開催してまいりました。2006年の沖縄県立芸術大学における展覧会を皮切りに、ビエンナーレ形式で開催し、その間2011年に国立台北芸術大学、2015年にはタイのチェンマイ大学で開催するなど、国際展として地歩を固めつつあります。7回目となる本展では女子美アートミュージアムとJoshibi SPACE1900を会場とし、日本をはじめとするアジアの美術系大学24校が参加し、教員・大学院生の彫刻作品を約230点展示します。多種多様なHAIKU Sculptureたちの競演をお楽しみください。

展覧会情報
  • 会期:2017年11月8日(水)~11月28日(火)
  • 休館:日曜日・祝日ただし11月23日(木・祝)特別開館
  • 時間:10:00−17:00(入館は16:30まで)
  • 入館料:無料
関連イベント
  • Haiku Sculpture シンポジウム 基調講演 北澤憲昭(美術評論家・女子美術大学名誉教授)
    「俳句と彫刻―「修辞的残像」の芸術」
  • 日時:11月8日(水)16:00~
  • 会場:1011スタジオ(相模原キャンパス10号館)