体制・評価方法
①評価体制
評価体制については<図5>のように障害理解とアートフィールド参画支援プロジェクト全体の総括をする意味で、下記3点の評価方法とその結果を踏まえ、国内外へ教育プログラムを提供し、海外やNGO等の外部から教育プログラムの評価を受取ります。また、本学では取組終了後にも財政措置を行い、さらに「障害理解とアートフィールド参画支援」を本取組プロジェクト中心に構築し、提供プログラムの改善・評価を実践します。各国文化を調査し次のプラン改善へと継続し、マネジメント(PDCA)サイクルによりスパイラルアップする評価体制をとります。
②評価方法
本取組の教育効果の測定上、次の3点において適切かつ有効な評価を行うと共に、教育目標をより効果的に達成する継続的な活動を行います。
1.学生の自己評価
体験型学習のフィールドにおいても、正課開設科目と同様に「学生プログラム評価アンケート」を実施し、継続して定量的計測を実施します。
また、アンケートの自由記述欄やレポートにより定性的に分析します。
各学生プロジェクトチーム担当教員は、上記の評価結果を踏まえ、教育判断の適切性を検証するため、ファカルティ・ディベロップメントの一環として公開授業を行い、チーム教員が全学教職員の評価を得て次期取組に反映し改善します。
3.第三者評価
本取組は大学と国内外の地域社会とのアートによる<共生>を目指すものであり、プロジェクトの参加者や連携した行政機関、外部団体、NPO、サークル等に加え、国内外から招請する地域人材が第三者評価(障害理解とアートフィールド参画支援教育評価委員会)には必須です。学生はこの評価を受けて次期プロジェクトのテーマを展開し、活動をWebにより公開し社会と共有化します。