タイトル「障害理解とアートフィールド参画支援の取組」

杉並区キャラクター『なみすけ』プロジェクト


期間:平成19年1月~継続中

場所
杉並区役所(平成19年) / あんさんぶる荻窪、荻窪北児童館、浜田山児童館、高井戸児童館、成田西児童館、荻窪保健センター
中央図書館、高井戸温水プール(平成20年) / 杉並区役所内授乳室、高円寺駅前事務所、荻窪駅前事務所、西荻窪駅前事務所
高井戸駅前事務所(平成21年)

担当者
デザインコース情報メディア研究室 准教授 佐藤真澄、講師 白幡香織

参加者
短期大学部デザインコース学生19名、芸術学部デザイン学科2名

協働連携先
杉並区産業経済課

概要
杉並区のキャラクターとして平成18年に誕生した「なみすけ」をより多くの区民生活の場に登場させ、区民にとって身近で親しみのある存在として定着させるためにデザイン活動を行っています。さまざまな施設に効果的に活動を展開するため、取材・調査、掲出プラン、プレゼンテーション、デザインデータ作成、施工等を行っています。このプロジェクトは、キャラクターという学生にも親しみやすいモチーフを使用するデザイン活動であり、各種施設の現況や利用者層等を把握し、TPOを踏まえたデザイン提案が必要です。その点を充分考慮しながら、参加学生はプロジェクトチームを組み、取材から施工までの一連のデザインワークを実施し、各施設に効果的なデザインを行ってきました。制作したデザインは、ただキャラクターを掲出するだけではなく、施設運営に効果のあるもの(例えばサイン等)の中にキャラクターを盛り込む等、その施設により適したデザインを心掛けて実行しました。3年間に渡る本活動の効果も手伝い、キャラクターの周知率は区内外問わず上昇傾向にあり、実際に施設利用者や、施設職員からも効果的であると評価を得ています。

取材・打合わせ(荻窪保健センター) 施工(荻窪保健センター) 施工完成(あんさんぶる荻窪)
施工(浜田山児童館/テーブル上面)