ART AND THE CITIES "アート、オルタナティヴな視座" | PROJECT PRACTICE

2010年10月16日(土) [FLYER:PDF]



この度、あいちトリエンナーレ会場の一つ、長者町エリアにあるATカフェにて「Art and the Cities アート、オルタナティヴな視座」をテーマにトークイベントを開催します。

横浜トリエンナーレ、越後妻有大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭、そしてこのあいちトリエンナーレなど、日本でも大型展が沢山開催されるようになりました。それぞれの地域の人々にとって、同時代の表現に触れられるのはすばらしい事です。しかし、一つの現実に様々な視点を持ってアプローチする事を促すはずのアートのイベントの成功や失敗を「何人来たか」とか「いくら儲かったか」という観点からしか判断できないとすれば、それはとても残念な事です。大事な事なので言い方を変えつつもう一度書きますが、アートは「人を沢山呼ぶもの」や「お金になるもの」である前に、「世界をみる様々な視点を与えるもの」です。

それはわかりやすい解釈で収束していく世界の見え方や捉え方に対して、その本来の多様さを見つめるオルタナティヴな視座とも言えるでしょう。今回のトークでは、アートが本来持っているはずのそうした機能について個々の実践や体験の中から語り、共に考えていきます。そして、そこで共有されるであろう何かは、スピーカー、参加者それぞれの世界にさらに多くの視点を付け足す事になるでしょう。(山本高之)

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パネリスト
雨森 信 (インディペンデント・キュレーター, Breaker project代表)
池田和正 (MUZZ)
杉田 敦 (美術批評, 女子美術大学 教授)
高橋耕平 (美術作家, MUZZ)
毛利嘉孝 (社会学者, 東京藝術大学 准教授)
山本高之 (美術作家)

日時:2010年10月16日(土)18:30~20:30
会場:あいちトリエンナーレ ATカフェ B1F (MAP)
参加費:無料


主催:art & river bank, MUZZ
協力:女子美術大学 大学院GP


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