プロジェクトに対する外部からの評価[2007年]

茨城県立こども病院CTスキャナ検査室でのエピソード記録から
(2007年4月 医療スタッフからの報告)
  制作の記録はこちら
   
色々な検査をする予定の子を見学に連れて行き、「CT室も探検しよう!」と、予定には入っていなかったのだが見せたところ、楽しんで見学して、検査自体に前向きになった。CTが検査に入っていないと伝えると、「えーっ、やりたい」と話していた。(7歳 女子)
   
落ち着きがないので、鎮静なしで撮影が出来るか、また慣れない環境で大丈夫かと心配しましたが、「潜水艦の船長になって探検してください」と、絵を見ながら物語にしてすすめたところ、とても興味を持ち、問題なく(検査を)終了した。(6歳 男子)
   
廊下側のCT室入口ドアの魚が、子どもの目の高さで、「お魚!」と反応。「中にもお魚さんいるかも知れないよ」と声かけし、怖がらずに入室。(女子)
   
入室した時は不安そうな表情でしたが、天井の絵を見て「お星様、お魚もいるよ」と指示しながら話していました。(3歳 女子)
   
床の道の絵の足跡と一緒に歩こうとしたりして笑顔になりました。部屋の中もキョロキョロし「カワイイ」等言っていました。母親から「(改装)前よりいいですね」と言われました。(女子)
   
CT室は初めての児。鎮静剤投与をするかどうかで、医師から相談を受けた。理解力のありそうな児だったため、よく話してきかせて、一度「練習」とCT室を見学に行った。魚の絵にとても興味を示し、「がんばれそう」と児から言ってくれたので、そのまま開始。とても上手に撮れました。児は「お部屋がかわいかった!」と喜んでいました。(4歳 女子)
   
CTは初めて。CT検査について事前に医師より本人に説明あり。児は「先生が楽しいお部屋に行っていたけど、どんな部屋かなあ〜」と楽しみにしていた様子だった。
部屋に入り「うわ〜」と歓声をあげ、ニコニコしながら検査終了。事前のプレパレーションも含めて、お手本のような事例でした。(3歳 女子)
   
救急車で搬送された検査は初めての児でした。質問への返答はしっかり出来ていたが、緊張もあり、「うん、うん」としか返事はなかった。CT室に入り、絵の話「これな〜んだ?」「これ見たことある?」などの話から、少しずつ話が出来るようになってきた。検査も上手に出来た。緊張を和らげたと思った。
(4歳 女子)