プロジェクトに対する外部からの評価[2006年]

第2回病院の中の動物園〜布地に描かれた動物たち〜
北里研究所メディカルセンター病院にて実施したアンケートから
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どの作品も色合いが素敵で、すがすがしい気持ちになりました。絵を描くことの苦手な私ですが、こんな絵を描いてみたい。またいつまでも見ていたいと思う作品ばかりでした。このような絵がオペ室の入口、小児科、産科病棟などに描かれていると、心が和むように感じました。病院というと冷たい、無機質というような印象を受けがちですが、このような素敵な絵を院内の多くの場所で見たいと思いました。(30歳 通院 女性)
   
どの作品も心が癒されるような感じでした。動物たちの色づかいなど、すばらしい感性を感じました。病院内にこのような絵などの作品があることは、病院のあたたかさも感じられ「良い病院」という印象を受けました。白い壁であるよりも、とってもとっても素晴らしいです。(46歳 付添い 女性)
   
廊下を通った瞬間、作品がはっと目を引きました。真っ白な布地に透き通ったような色彩、何とも言えません。この様な絵が病院の中に掲げられていたら、病気の痛みもつらさも沈んだ心もきっといやされることでしょう。何よりも小児、産科などには是非取り入れてほしいです。美大生の心の美しさ、描く意欲が伝わってきて感動しました。ちょっとお話を付けて、絵本に出来るといいですね。(55歳 通院 女性)
   
とても素晴らしい動物園でした。どの作品もよく動物を観察されていらして、愛らしく、見ていてすがすがしくなりました。このようなアートは心に効く薬ですね。(22歳 通院 女性)
   
きれいで、不思議な絵が多く、来ると気持ちがよくなります。ファンタジーが味わえました。(18歳 お見舞い 女性)
   
とってもステキ! 自分も油絵を描くので興味がありました。以前から「病院に絵を飾る」ことは大賛成でしたが、今回初めてこの企画を目にして「ヤッター」と思いました。病院に来る人は気が重い訳で、皆肩を落としている状態です。そこにこんな明るく元気づけてくれる絵が並んでいたら、どんなに癒されることでしょう。対象が「動物」であったり誰にでも分かる物というのも良かったと思います。(52歳 付添い 女性)
   
一般的に白を多く配置している事の多い病院においては、白一色または白を基調とした内装はとても単調で、すぐに飽きがきます。また、それに加え、病院内のどこにいても同じような内装なので、これまた単調です。今回の作品は、まず第一に、様々な色彩が使われていて様変わり感が感じられること。また、派手な色づかいがアクセントとなり目を引いてくれること。そして他の何よりも動物の表現する躍動感がとても新鮮で、素晴らしかったです。(20歳 通院 男性)
   
毎週治療に来ています。だから色がある世界が壁に広がるだけで、少しでも気分がよくなり、足が止まりますね。病院に関係する全ての人が(患者だけでなく)絵の周りだけは違う空気を感じていると思います。このストレス社会では、何より心のケアが必要だからです。こういうプロジェクト大賛成です。( 33歳 通院 女性)
   
頭痛を伴い、重い気分で展示してある通路にさしかかり、ロールスクリーンの前で足が止まり、15分ほど見入ってしまいました。頭痛も吹き飛んで軽い気分になりました。とても良かったです。なにより重い気分が軽くなりました。 (53歳 通院 女性)
   
色が明るく病院内が明るくなる感じがします。私の近くで絵を観ていた高齢のお母さんと、その娘さんの会話が楽しげで良かったです。題材が動物ということで小さい子からご高齢の方まで誰でも親しめるものであるのが、より展示効果を高めていると思います。(48歳 検査 女性)
   
病院にアートがあると心が落ち着く。イベント展示ならテーマが同じであるし、作品が観やすく良かった。展示場所もほどほどのスペースで良い。(46歳 入院 男性)
   
色と微笑んでいる表情が良く、部屋に飾りたいです。この作品を観ていると、やさしい気持ちになれます。楽しい事は楽しく、いやな事は忘れてつまらない事だと思える様な気がします。とてもステキな作品たちに出会えて良かった。(53歳 通院 女性)
   
以前入院した時に感じたことです。白を基調とした病室内は清潔なイメージですが、1人でいると、とにかくさみしくなってしまいます。この様な布のカーテンなどあると心がなごむと思い、どうぞ取り入れてください。(65歳 通院 女性)
   
   
第9回小児病棟に贈る こころを癒す絵画展
北里研究所メディカルセンター病院にて実施したアンケートから
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とても楽しいです。昨年も楽しませていただきました。これからも子供の心を癒すような作品をお願いします。子供ってキラキラした色が好きだったりします。今度はキラキラした作品も是非。 (40歳 通院 女性)
   
思わず足を止めて見とれてしまった。とても良い事だと思う。力をもらった気がする。ほのぼのとした優しいおだやかな気持ちになれた。前向きになれそうだ。(42歳 通院 女性)
   
一般的に病院のイメージは白ですが、白い壁に白衣の人達では圧迫感や威圧感が出てきます。絵を設置する事によって少しでも和らげばいいと思います。(40歳 病院関係者 男性)
   
小児病棟に飾ってあったら元気が出てくる。そんなステキな作品が沢山あって、とてもすばらしかったと思います。病院で入院したり、病院に通ってくることはとても辛く、精神的にもこたえることだと思うので、こんなにかわいらしい絵や作品を観られて元気が出ました。 (26歳 お見舞い 女性)
   
私の主人が長い間入院していましたが、8年前に旅立ちました。その時よく二人で廊下に飾ってある絵を観てとても心が穏やかになり、車椅子に乗る主人も楽しみにして過ごしたことを思い出しました。(67歳 入院 女性)
   
ほのぼのとした温かみを感じます。自由な発想がすばらしい。個性ある各々の作品に魅力を感じました。色彩も豊かで楽しく拝見しました。ありがとう!(65歳 付添い 女性)
   
ぐずった子供が絵に惹かれて泣き止みました。(1歳 通院 男児の母)
   
コンピュータ・グラフィックスが発達しているが、やっぱり手で描く作品は温かみがあり、貴重に思える。(33歳 通院 女性)
   
もっと広げて欲しい。ポスター等多く出してほしい。ヒーリングだけの美術館があればいいのに!入院している子供に実際の制作現場を見せてあげられたらと思う。 (30歳 通院 女性)
   
こちらの病院に約2年間お世話になっていますが、検査、手術と思ってもいなかった事が次々と起こり、とても辛く悲しく泣きたい気持ちが多かったです。今回こんなすてきな絵を見せて頂き笑顔で病院を後に出来ました。有難うございます。これからも病気の人達をいやしてくださる絵を沢山描いてください。 (43歳 付添い 女性)
   
入院生活をした事がある私は展示された絵によってなぐさめ、励まされ、心が明るくなります。また、生きる力、がんばろうと思えるようになると思います。(67歳 お見舞い 女性)