女子美術大学ヒーリング・アープロジェクトの取組

女子美術大学では、1992年からヒーリング・アート(癒しの芸術)による医療・福祉施設の環境改善の取組を大学の教育研究の一環として継続的に実施してきた。

医療・福祉施設には、利用者の精神的なケアを考えたアートが必要であると感じ、少しでもそれが空間の環境改善に役立てられないかといった趣旨でプロジェクトを立ち上げ、これまでに首都圏を中心として、約30箇所の病院や介護老人保健施設においてトータルコーディネイトと学生の共同制作によるヒーリング・アート作品の設置を実践している。