ヒーリング・アートプロジェクトの目的

ヒーリング・アートプロジェクトの役割りは、美大におけるサービス・ラーニングの一環として、社会的な目的を持った作品制作を通して、医療・福祉施設における癒しについて、美術とデザインの領域から、社会との関わりや必要性を探ることにある。また表現の可能性を創作と理論によって学生自身が考え、分析し、芸術的感性と論理的思考力をはぐくむことで、自己の可能性を広げると共に社会性のある新たな発見のある学習活動をめざしている。

  • 医療・福祉施設における、アートによる社会貢献を目的としたプロジェクト
  • 医療・福祉施設における癒しを目的としたアートプロジェクトの実践
  • ヒーリング・アートという観点から、環境改善に役立てたいというコンセプトに基づき計画されたプロジェクト

といった趣旨に基づいてプロジェクトを実践している。また学習成果を学生が発表し、学外からの評価を直接受けることも取組の中の重要なプロセスである。共同制作を通して専門分野毎に異なる方法論や感性を教え合い、日常の創作にも応用できる新しい発見のある学習活動となっている。