女子美 平成19年度採択 特色ある大学教育支援プログラム 問題解決型美術大学教育の実践 アート&デザイン ファシリテーターの養成 トップページサイトマップ

プログラムの紹介

内容のご紹介

活動のご紹介

最新の取組のご紹介

過去の取組のご紹介


解説

特色GPとは

ファシリテーターとは

内容のご紹介

概要実施プロセス特性組織性有効性今後の実施計画


大学の概要

本学の前身、私立女子美術学校は1900(明治33)年、芸術の女性への解放、女性の社会的地位の向上と自立、教育者の育成を目的として設置された。私立の美術大学としては日本で最も古い歴史を持ち、創立以来100年以上に亘り、新しい価値観を切り拓こうとした幾多の芸術家、デザイナー、教育者を輩出してきた。本学は、我が国の美術界において指導的な役割を果たしてきたと同時に、女子の高等教育機関として先駆的な存在である。

1949(昭和24)年、新制大学として発足、翌年には短期大学部を併設し、短期高等教育においても貢献してきた。さらに1994(平成6)年に大学院美術研究科修士課程、1996(平成8)年に博士後期課程を設置し、付属中学・高校から大学院博士後期課程までの教育体制を整え現在に至る。大学(芸術学部)は、2001(平成13)年4月の改組により7学科2専攻を有する。絵画(洋画専攻、日本画専攻)、工芸、デザイン、芸術学の4学科に加え、現代社会の動向を踏まえ新たにメディアアート、ファッション造形、立体アートの3学科を設置し、今日の美術大学に期待されるほぼ全領域を整えた教育組織を実現した。

現在、都市部(東京都杉並区)と郊外(神奈川県相模原市)の2キャンパスがあり、杉並校地では、短期大学部及び付属中学・高校、相模原校地では芸術学部1?4年次及び大学院生が学ぶ。相模原キャンパスでは平成13年に創立百周年事業として美術館を開設し、<地域社会と美術教育現場との連携による新しいタイプの美術館>を目指して活動している。さらに現代社会や学生の動向を踏まえ、学長指針として専門教育と教養教育の融和が提言され、実施に向けた取組が全学的に始まっている。

本取組の概要

本取組は、本学が杉並区等の地域社会と協創連携し、学生達が杉並区全域をフィールドワークの場とし、地域の安全、教育、環境等の問題解決に取組む実践型教育プログラムである。学生は今日的課題に取組む過程で、地域の人々と交流し、問題解決策を創案・提起し、結果として地域に社会貢献すると共に自身の創造意欲や自己発見を促す。

具体的には、行政や市民と協働して、発達に遅れのある子どもへの療育支援、子どもの成長期に、心に優しさと思いやりを育む造形ワークショップ、自己発見ワークショップ等、文化創造のアート・プロジェクトでもある。また、視覚表現にインタラクティブIT技術を組合せたコミュニケーション・システムの開発を行い、地域や子ども同士の豊かな交流を促す。

誰もが公平に社会参画できるまちづくり、心の健全な成長を目的とした子育て支援や障害児療育支援等のネットワークを形成し、問題解決を実践するアート&デザイン・ファシリテーターとして活躍できる人材育成を行う。
 
     
お問い合わせ:女子美術大学 教育研究事業部 TEL 042-778-6144(直) URL http://www.joshibi.ac.jp/
COPYRIGHT JOSHIBI UNIVERSITY OF ART AND DESIGN. ALL RIGHTS RESERVED.