女子美術大学

女子美術大学 | 文部科学省 「平成22年度大学生の就業力育成支援事業」 選定-就業力GP 職業的自立と美大の就業力リテラシーの養成

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SNSプロジェクト

プロジェクトの概要

SNSとは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称で、参加者の情報発信やグループの作成(コミュニティ)および参加を通じて、参加者同士のコミュニケーションを支援するWeb上のシステムです。

個人情報を非公開にしたままでも、SNSに参加可能で、会員同士でメッセージを交換することができます。交友関係を結べば、さらに親密な交流が可能となります。特定のテーマで(トピック)を作成して議論することもできます。利用者にとっては安心なコミュニケーションツールとなります。さらに、管理者や指導者にとっては利用者の活動や特性を把握し、指導することができるコーチングツールにもなります。ブログ機能(発表/告知)とSNSのコミュニケーション機能(対話)を連携することで、発言力と告知力をアップできるので、盛んに利用されるようになっています。

最近は、SNS機能とブログシステムの連携が行われており、広義の意味でブログシステム単体でもSNSと呼ばれる様になりました。

本プロジェクトで開発中の女子美術大学のSNSは、個人同士、グループ同士、対社会/企業のコミュニケーションを通して、就業力の向上を念頭とした「告知力」「発信力」をアップするためのツールとして導入されました。

特徴は、動画、フラッシュアニメ、立体視動画(s3Dムービー)等のマルチメディアを駆使することができる、他のSNSにはない抜きん出た告知力と発言力を発揮する機能です。

2011年度までに、計画されたスケジュール分の開発が終わり、一部の教職員や学生によって、試験運用が行われています。来期(2012年度)の企業やOGを含む全面運用に向けて、最終段階に入りました。

プロジェクトの活動報告

昨年度から継続して、今年度もプロジェクトの計画に沿って活動をおこなってきました。

例えば、女子美術大学のSNSシステムで特に必要となった「告知ページ」は、学内に叛乱している情報を如何にまとめ、検索性を上げるかが焦点となり、作成されました。検索性の向上の為に、細かいジャンル別の検索や、マルチ検索、キーワード検索が行えるようになっています。 さらに、情報の分類を告知の宛先によって行ったり、発信者の種類がはっきりと分かる様に色分けしたりして、情報が整理されています。(image_3)

また、特に秀逸な機能として実装された、臨場感をもったビジュアル化を期待できる立体視(s3D)ムービーの表示ページを使えば告知力と発信力の強化が行えることを想定したプロジェクトも進行中です。

今後の予定

学内に3Dアーカイブス撮影班を組織して様々なイベントや展示会のアーカイブス化やバーチャルミュージアム制作を随時行っています。

今後も継続して3Dステレオなどの最新技術を利用し、SNSと連携してバーチャルミュージアムなどを展開してゆきます。卒業後や入学前の大学と受験生・保護者との結び付けを強化して、卒業生・在学生や受験生のモチベーションの促進を狙う予定です。

参加者

川口吾妻(アート・デザイン表現学科メディア表現領域 教授)
元重裕文(非常勤講師・ SNSプロジェクトシステム担当)
坂下今日子、福田恵(GP専属スタッフ)
プロジェクト支援組織『ステレオ3D プロジェクトユニット』

SNSプロジェクト概要 各シーンでのSNS活用イメージ 告知ページ実例(2011) 立体視(s3D)ムービーの表現イメージ バーチャルミュージアムイメージ
報告書PDF版 DOWNLOAD