女子美 平成19年度採択 特色ある大学教育支援プログラム 問題解決型美術大学教育の実践 アート&デザイン ファシリテーターの養成 トップページサイトマップ

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解説

特色GPとは

ファシリテーターとは

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概要実施プロセス特性組織性有効性今後の実施計画


取組の実施プロセス

■  1.動機と背景<地域社会への貢献>、2.教育目標、教育課程、プロセス
■  3.アート&デザイン・ファシリテーター
■  4.問題解決プロジェクト
■  5.取組実績概要(データ/資料等より一部を抜粋)
■  6.問題への直面と解決


(3)アート&デザイン・ファシリテーター
美術大学の卒業生の多くがデザイナーとして企業等に採用されているが、近年デザイナーの役割とは別に新たな役割が求められている。これまでは「個」の主張、デザイン表現としてのアイデアの創出がデザイナーの仕事の主な範囲であったが、企業ではデザインによる経営力の引き上げまで求めている。本学ではアート&デザインのスキルを通じて、社会・地域の問題解決を導き、創造・変革の提案を行う専門家を、これまでのデザイナーではなく「アート&デザイン・ファシリテーター」として養成している。問題解決のプロセスにアート&デザインの視座を加えるだけで、多元的解決を導く。Facilitator in Art & Designのことを「アート&デザイン・ファシリテーター」と呼び、具体的にアート&デザインを通して問題解決を導き実践する人を指す。例えば、解決として作品化することもあれば、計画書、プラン等にすることもある。その職業は未だないが、活躍できる場を用意し社会に認知を得たいと考えている。

教育課程は従来の学部・学科間の枠を超えて、自治体、まちの人々、企業等を対象とした「社会貢献プログラム」に概念化して編成した。授業?課外授業をコアに教育展開し、夏期休暇等の授業時間外の教育・学習活動を含む。昨年度より試行し、本年度より本学カリキュラム(授業、課外:ボランティア活動を含んでいる。)上で「社会貢献プログラム」として<表1>の通り位置付ける。本プログラムは「コア科目」「専門・関連科目」とチーム実践型の<表2>「問題解決プロジェクト」からなり、これらへの参画後、申請により所定単位を認定する。

(i)コア科目
地域社会との協創連携を目的とする授業であり、地域と協創連携する教員が担当する。全学に開かれた科目として位置付け、社会貢献の目的・意義・社会との関連性を説き、学生はオープンに履修する。

(ii)専門・関連科目
専門科目の中で卒業必修や必修選択科目に位置する科目もあるが、選択授業の範疇に入りながら、履修学生有志が中心となりプロジェクトに参画するケースが多い。卒業必修の採否よりも現実社会に身を曝し問題解決に挑戦する体験が学生を魅きつけ、学生達は芸術学部、短期大学部の枠を超えてチームを結成する。


表1 『社会貢献プログラム』科目一覧

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