

CATP 理論を学ぶ
芸術理論と美術史
芸術理論
従来からの美学、美術史はもとより、現代思想やカルチュラル・スタディーズ、ポストコロニアル研究など、実社会の問題意識に根差した幅広い視野をもち、超域的に探求します。芸術表象を読み、理論的な考察を深め、それらを的確に表現するための技術を学ぶ「芸術表象リテラシーA」、批評やディスカッションを行い、自分の意見を他人と交わしながら高めていく「言説実践演習」など、独自の授業科目によって、実践としての理論探求の在り方を探ります。
美術史
現代美術は、みずからの領域を越え、さらには芸術という枠組さえも越える広がりをみせています。ですから、美術の現代的意義を知るには、芸術という枠にとらわれることなく、造型やイメージの広範な広がりのなかで各時代の美術を捉え返す必要があります。このような考えに立って、芸術表象専攻の美術史関連科目(「芸術表象史」や「芸術表象リテラシーB」など)では、現代に生きるわたしたちにとっての美術の意義を探究しつつ、イメージの巨大なアーカイヴとして美術史を学んでゆきます。