活動報告PDFダウンロードサイトマップ
Project E-1 注染プロジェクト
活動報告201120102009

実施期間:平成21年4月〜継続中
参加学生:工芸学科、デザイン・工芸学科
担当教員:デザイン・工芸学科 横山勝樹

【関連ページ】
*オーストリッチーズ
*わたけん
*GM
*baishakhi

■プロジェクトの概要
オーストリッチーズ、GM、わたけん、baishakhi、4つの団体から構成されている「にこぷん」は、「アート&デザイン」の力でわたしたちの環境や地域、社会に対する意識を変えることを目指す活動団体です。
当初は別々に活動していた4団体が、素材や環境教育に関する情報共有、活動の活性化を目的として、平成21年春に「にこぷん」を結成しました。
にこぷんの理念、これまでの経緯などは、にこぷん2009、2010の活動報告をご覧ください。

■成果
平成23年度も引き続き活動を続けている4つのプロジェクト団体が、「にこぷん」として協働したものから、一部を紹介します。
□NHK環境イベントへの出展参加
「ECOパーク2011 見直そう!くらし 見つめよう!あした」
実施期間:平成23年6月4日(土)、5日(日)
場所:NHK放送センター
NHK環境イベントの協賛である全国青年環境活動連盟エコ・リーグから、環境問題に取り組む大学生として、展示ブースの参加協力がありました。NHK環境イベントには、様々な方面で環境活動を行っている団体が出展し、地球にやさしい暮らし方のヒントやアイデアを参加者とともに考える機会を提供していました。
にこぷんでは、人やものを大切に思う気持ちを抱き、身近なものへの“気づき”を与えるワークショップを行いました。
にこぷんの考える「エコ」について様々な価値観やライフスタイルの人に知ってもらえるよう、人やものを大切に思う気持ちを抱き、自由に表現してもらえることを工夫した工作を取り入れた内容を企画しました。
【ワークショップ内容】
1.画用紙にペン、クレヨンなどを使って宝物・自分にとって大切なものを描く。
2.絵を飾るためのフレームを、ペン、布、卵の殻などで自由に作る。
3.首からさげられるようにひもをつけ、持ち帰っていただく。

□女子美祭
実施期間:平成23年10月28日(金)、29日(土)、30日(日)
場所:女子美術大学 2号館ロビー
女子美術大学相模原校地で開催された女子美祭に参加しました。「つながって、ひろがって」のテーマのものとで、“スペース”(展示)、“フード”(物販)、“ワークショップ”(活動)と3つの表現方法によってにこぷんの総合力を高めることを目標にしました。3つを連携させることで、今までのやり方にとらわれない自由な発想を体現できる新たな『にこぷん』の発見を目指しました。
「にこぷんギャラリー」では、机の上で「絵」を使った「しりとり」をできる仕組みを設けました。そこに居合わせた人と「絵しりとり」をきっかけに会話が生まれ、自然にコミュニケーションが生まれる仕組みとなりました。「絵しりとり」は絵が得意な女子美生だけでなく、こどもから大人までたくさんの人ににこぷんの活動への理解を深め、お互いに親んでいただくことができました。
「バルーンリリース」では、東日本大震災被災地支援への協力を訴え、にこぷんのアートやデザインの力を介して、社会とかかわる新しい試みへの一歩を踏み出すことができました。
1.“スペース”の研究「にこぷんギャラリー」
  カフェのレスト空間をにこぷん活動報告展示のスペースとして利用。
2.“フード”の研究「にこぷんカフェ」
  「おこめくらぶ。」と「オストリッチーズ」連携企画としてパンケーキの販売を行う。
3.ワークショップの研究「バルーンリリース」
  アートディレクターの水谷孝次さんとのトークセッション。

□相模原地球温暖化環境フォーラム
(主催:相模原市 後援:環境省関東地方環境事務所、神奈川県)
開催日:平成23年3月20日(火)
場所:ソレイユさがみ セミナールーム1
相模原市では、さらなる地球温暖化対策を推進するために、「相模原市地球温暖化対策実行計画」を策定しました。本フォーラムは、基調講演やパネルディスカッションを通して、これからのさがみはらの環境、温暖化対策について協議することを目的とされました。
配布資料表紙デザインをにこぷんメンバーの遊馬初奈が担当。
また、相模原地域で活動成果を発表できる機会を得て、プレゼンテーション力の向上にもつながりました。環境、温暖化対策の専門家が集まる中、にこぷん(今回は主にwataken.の活動)が地域住民の目線から環境問題へ着眼していることが評価されました。
事例発表:「未来へとつなぐさがみはらの環境を考える」
にこぷんは、にこぷんの活動理念を紹介し、wataken.が行った環境情報センターでのワークショップ事例「親子でワタを育ててみよう〜種から育てる布〜講座」について事例発表を行いました。実際にワークショップ講座の中で用いた「紙芝居」形式の「ワタのお話」を発表しました。

□ecocon2011「第9回全国大学生環境活動コンテスト」
開催日:2011年12月26日(月)、27日(火)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
今年度、にこぷんは「審査員特別賞」を受賞しました。初日は、8グループ(6チー ム/1グループ)でのグループ選考、2日目には各グループより選出された8チームでのセミファイナル、さらにその中で上位5チームでのファイナル、と選考を勝ち上がりました。選考では、環境活動に対するプレゼンテーションや討議があり、1年間の活動を総括する良い機会となりました。なお、グランプリは逃しましたが、にこぷんの環境活動は、人々に環境問題へ「気づき」や「関心」を与えるワークショップの展開、アートやデザインを活かした手法が、評価できるとのコメントがありました。

1 - バルーンリリースの様子 2 - 被災地支援の募金活動 3 - アートディレクターの水谷孝次さんとのトークセッション 4 - にこぷんカフェ in 女子美祭 5 - にこぷんカフェ全景 in 女子美祭 6 - にこぷんカフェにて絵しりとり 7 - 絵しりとりの様子 8 - ecocon2011 9 - ecocon2011参加者
トップへ戻る
前ページ次ページ