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Project H にこぷん
活動報告201120102009

実施期間:平成21年4月〜継続中
参加学生:芸術学部の各学科
担当教員:デザイン・工芸学科 横山勝樹
協働連携先:関連ページ、および本テキスト文末に記載
場所:相模原キャンパス、その他

【関連ページ】
*エココン・活動受賞歴
*オーストリッチーズ
*わたけん
*GM
*baishakhi

■プロジェクトの概要
オーストリッチーズ、GM、わたけん、baishakhi、4つの団体から構成されている「にこぷん」は、「アート&デザイン」の力でわたしたちの環境や地域、社会に対する意識を変えることを目指す活動団体です。
当初は別々に活動していた4団体が、素材や環境教育に関する情報共有、活動の活性化を目的として、平成21年春に「にこぷん」を結成しました。現在は50名あまりの学生が所属していますが、これまで100名以上の学生が活発に関わってきました。課外時間に学生がそれぞれのテーマに対して自発的、能動的に活動している点が本プロジェクトの特徴です。

■にこぷんの理念
1. 情報交換と社会への還元
環境問題と聞いて、みなさんは何を連想しますか?地球温暖化、大気汚染、森林伐採による影響など、漠然とした地球規模の問題を思い浮かべ、対策としてゴミの分別や節水・節電、資源の再利用などを考えるかもしれません。しかし、それらの行動を具体化するには、ひとりひとりが“環境”を大切に思う意識が必要です。自分本位の考えや無関心、義務感や誤った既成の概念などが問題解決を妨げることも往々にしてあることです。
このように、環境問題の解決は、問題意識そのものの捉えにくさからも、行動の具体化が難しいと考えています。
にこぷんはさまざまな活動指針を持った人々が、互いに意見し合い、考えを交換できる場であり、また学生自身が得た気づきを社会に具体的な行動を通して還元できることを目指しています。

2. アート&デザインの可能性
にこぷんは、美術を学ぶ学生の強みを活かし、環境に対する意識改革を「アート&デザイン」の力で進めることを実践しています。「アート&デザイン」には、わたしたちのメッセージや想いを、心に訴えてゆくことができると考えています。
“ 環境問題”を考えるという堅苦しいテーマにも、「アート&デザイン」の力でわくわくとした気持ちで関わりを持つきっかけを導くことができます。わたしたちの特技でもあるワークショップ、裁縫、栽培、散策などのユニークな方法で“環境”に向かいあうことを勧めます。
一歩踏み出してもらえることで、ヒトとモノ、ヒトとヒトを結びつけ、「思いやり」の心が芽生えるのです。この「思いやり」の心で環境に向き合ってゆくことが、問題解決へ繋がると考えています。
また、「アート&デザイン」は、世界共通、老若男女に通じる力を持っています。環境問題は世界で取組むべき問題です。ことばを必要とせず、世界に訴えかけることのができる唯一の手段「アート&デザイン」の可能性こそが、にこぷんの可能性でもあると考えています。

■成果
平成22年度は、4団体が協働して参加した「さがみはら環境まつりSUSコンテスト」で最優秀賞、「全国大学生環境活動コンテスト」では3位入賞・会場賞を受賞しました。エココン・受賞歴について、各団体の活動詳細は、関連ページよりご覧いただけます。

■協働連携先一覧
□相模原市立双葉小学校
サマースクールにてワークショップ実施
→オーストリッチーズ、GM
□相模原市立桜台小学校
総合的な学習の時間にワークショップ実施
→オーストリッチーズ、GM
□神奈川県立相模原青陵高等学校
次世代育成のため企画者として受入れ
→にこぷん全4団体
□社会法人たんぽぽの家
障害児・者写真展での展示協力
革ひもブレスレット作成、うちわ作成ワークショップの実施
□神奈川県環境情報センター
さがみはら環境まつりへの参加
□ダチョウ牧場スマイルオーストリッチ
オーストリッチーズへの素材提供、牧場活性の支援
□江戸川区役所
ワークショップ実施場所の提供
→GM
*平成23年度より、すくすくスクールとのワークショップ実施予定

1 - にこぷんのシンボルマーク 2 - 4つの活動団体 3 - オーストリッチーズ:気づきをまとめて発表する 4 - wataken:紙漉に挑戦 5 - GM:発見をまとめて発表する 6 - baishakhi:WS・革のブレスレットをつくる
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