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これまでの活動報告_4 アンギン・プロジェクト
活動報告2011201020092008-2008

期間:平成15年4月〜継続中
場所:本学相模原キャンパス、新潟県十日町市
担当学科:ファッション造形学科の教員、学生

概要: 学生が、縄文時代から伝わる編布〈アンギン〉について学び普及する体験活動を継続しています。学生が一般市民と共に素材となる、苧麻(からむし)を4月に畑に栽培する段階から始まり、8月に刈取り、青麻(あおそ)の糸製作、アンギン織物製作などを実体験するワークショップを実施しています。ファッションの源流と派生を、日本で最も古い着物から学び、普及する意義を実践により経験化する試みとなっています。アンギンは縄文時代からの古代織物で、木綿が普及するまで苧麻や大麻は衣類繊維として使われていました。からむし(苧麻)の茎から剥いだ繊維を通常青苧(あおそ)といい、繊維の色により赤苧(あかそ)・白苧(しろそ)と呼び、茎の外皮下にある軟らかい内皮から取れる繊維を糸にして布に編みます。写真は2006年7月に学生プロジェクトが、植物由来の衣服の再生、アンギンの衣服(自然素材)のリサイクル等を検討した時のものです。古着のアンギンは紙の材料としても漉き返され紙に生まれ変わります。

メディア掲載: 「アンギン編み体験教室」新潟日報 平成18年8月30日日刊等



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