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Project D デザインミュープロジェクト
活動報告201020092008

実施期間:平成20年度〜継続中
参加学生:ファッション造形学科、デザイン学科 約100名
担当教員:ファッション造形学科 原田松野
場所:本学相模原キャンパス

■プロジェクトの趣旨・目的
「デザインの価値観<ちから>―デザインを日々の生活に―」をテーマに掲げて、地球環境との共存を目指した日本のブランド力の発信を目指しています。素材と環境教育をキーワードにした美術教育における学生のデザイン力を、教育の立場から社会に伝える活動を行っています。学生たちが、社会、地域、企業、職人、作家、デザイナーとの接点を保ちながら、発表を通して社会や環境に優しい素材やデザインの魅力・価値を感じ、素材と環境に配慮あるデザインの将来性を担った活動を拡げていく事を目標にしています。

■活動成果
本プロジェクトの「環境と素材を考えたデザイン」によって学生は、社会に出る前に学びが必要だと考えられる企業と職人との関係を理解し、一般のユーザーが持つデザインの価値観を改めて考えることができました。具体的には下記の通りです。

  • 学生が創り出すデザインを日本のブランド力として社会に発信できた。
  • 環境に配慮したプロジェクトの一貫として、新しいライフスタイルを学外で提案する機会を得た。
  • デザインと素材のあり方を再認識し、社会や地域との関係や目的意識と役割を明確化する事ができた。
  • 地域、企業、職人、作家、デザイナー、他大学との意見交換の場を共有でき、活動領域の拡大にも繋がった。
  • お互いの情報交換から知識や技術習得の学びを高められた。

【デザインの価値観<ちから>―デザインを日々の生活に―】
実施期間:平成22年8月28日(土)〜9月2日(木)
ワークショップ:8月28日(土)
講評会:8月29日(日)
会場:ヨコハマ創造都市センター
参加学生約100名がこの活動に取組み、本学で生まれた素材や加工した材料を使った生活を楽しむデザイン作品や、企業、他大学との連携も含めた新しい試みのデザイン提案などを社会に向けて発信しました。第一線で活躍しているデザイナー、中小企業を招き学生作品講評会と企業紹介のプレゼンテーションを公開で行いました。
また、ディスカッションやワークショップなどでは、学生たちが素材と環境が社会に及ぼす関係を理解し、日々の生活の中にデザインがどんな役割を持っているのかを意識する重要な機会となりました。

1 - 那兒耶氏の公開講評会 2 - 作品展示風景 「hug cup」加藤 美香 4 - 「bag」山村 美紀 「名前を失ったファスナー達のバッグ」横田 菜月 6 - 「Bread Taker」廣瀬 瑶奈
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