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Project G オーストリッチーズエココン2008
活動報告2011201020092008

実施期間:平成20年9月1日〜継続中(平成20年1月8日、9日・エココン2008)
参加学生:芸術学部の各学科
担当教員:デザイン学科 赤沼國勝
協働連携先:他大学学生、ダチョウ牧場(スマイルオーストリッチーズ)
場所:本学相模原キャンパス、その他

■プロジェクトの概要
本取り組みはダチョウの卵をいかに活かすかテーマに実践的に研究し、実行します。8月初旬に実施した、特色GPの補助による活動<卵の森プロジェクト>から、さらに拡大した環境活動の展開をテーマにした事業内容をも有しています。卵の森プロジェクトは小学生約40名を対象にしたワークショップの実践でした。地域の産業であるダチョウ牧場からゴミとして出されるダチョウの毛や割れた卵の殻をどのように環境に役立てるかをテーマとして、卵の殻で植木鉢を作り、そこに樹木の苗を植え自分で育ててもらい、大きくなって鉢が小さくなったら学校の校庭に植え替え学校を森にすると言った企画でした。<オストリッチーズ>ではこの取り組みを含め、大学祭やエココン2008(全国大学生環境活動コンテスト)、地域の環境活動ワークショップなど様々な活動に参加しています。
そこで、広く大学生や一般の人達を対象にして、この環境活動を知って戴き、今後の活動についての意見を頂戴するといった、環境活動のコミュニケーション及び教育普及力等の強化を目的とするテーマを設定しました。これが教育GPとしての活動の取り組みです。
■成果
エココン2008ではこの活動が高く評価されて全国63の出場大学の中で2位として准グランプリの栄誉を得ました。
実践活動とその報告書作成、評価はミーティングでの出席状況を各人提出のレポートの評価に加味して評価いたしました。

-----エココン200に参加して(オーストリッチーズ報告から) エココン2008・・環境に関する様々な分野で活躍中の社会人・全国各地から集まった学生・見学者による公開選考を通じ、学生の環境活動を様々な観点から評価、表彰するコンテスト。エココンに参加するのは初めてで、どんな雰囲気かもあまりわからないまま、1日目のプレゼンテーションを行った。しかし、どの団体も一生懸命で、聞く側も真剣に聞いているのが伝わってきたと思います。全てのプレゼンを見て思ったことは、私達と他大学のプレゼンが違うという点でした。劇の見せ方やパワーポイントで美大の専門性を活かせたと思います。限られた時間で人に多くのことを伝えることは難しいことですが、私たちは言葉で説明すると同時に、美術を活かすことでより効果的に伝えることができることを感じ取りました・・・エココンに出ることで、色々な大学の人と話をする機会がありました。同じ準グランプリの廃棄物バスターズは、理系の得意な部分を活かした活動で、私たちには無い技術で環境に取り組んでいました。しかし、私たちも美大の特性を活かした活動で環境に取り組み、準グランプリを受賞できました。それぞれの大学の特性を活かし協力することで、活動の幅を広げる可能性を感じました。
またエココン後、他の大学から声をかけてもらったり、意見を頂きました。それまで「発信する」ということを、あまりしていなかった様に思うので、これを機に自分たちの活動を社会に伝えていくことも重要だと思い直しました。

■今後(21年度)について
両プロジェクトを含め、来年度の授業の<環境論><素材論>から発展して自主活動を行うであろう数グループの取り組みにたいして、取り組みを実施する学生達のために、サービスラーニングでの単位認定を行いたいと考えています。この活動は来年度に向けて、どのような取り組みを新たに導入していくかなど、包括的に環境問題に挑戦し、発信する企画として現在も活発に活動を継続しています。
オーストリッチーズの活動は公式サイトからご覧いただけます。

「スマイルオーストリッチ」訪問・ダチョウ
ダチョウのおおきなたまご
エココン2008・グループワーク
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